こんにちは、Noriです。
年長の長男が、小学校受験をした同級生のことを聞いて、「何か試験を受けたい!」と言い出したので、英検ジュニアのブロンズを受けてみました。
会場への送迎の手間もなく、自宅で気軽に受けれるので、初めての試験デビューにはとてもいいと思ったので、受けてみた感想を紹介していきます。
英検ジュニアを受けようと思ったきっかけ
長男は、年中から英会話スクールに週1(1回2時間)の頻度で通っています。
どれくらい英語を理解しているのかわからなかったので、ちょうどいい機会だと思い英検を受験させようと20年ぶりくらいに英検を調べてみました。
英検は会場での受験で5級からしかないものだと思っていましたが、小学校低学年向けに英検ジュニアというものがありました!
しかもオンライン受験可能と、子供が初めて試験を受けるにはハードルが低くく、とても良かったです。
英検ジュニアとは?
日本英語検定協会が、1994年に幼児から小学生を対象とした英語の基礎力を測るために作った試験です。
特徴は以下になります。
- 全てリスニング問題
- 合否がなく、正答率のみ表示
- ブロンズ、シルバー、ゴールドの3段階
- 自宅で受験可(個人でオンラインで受ける場合)
ブロンズのテスト内容は?
時間や問題数
テスト時間は30分、問題数は40問になります。
回答をしても、直ぐに次の問題に進むことはできないので、30分間は画面前にいないといけません。
小さい子だと、この時間、じっとしているのが辛いかもしれません。
出題内容
レベルとしては、単語は、食べ物・動物・色・日常生活に関する基本的な名詞や動詞を問われます。
例えば、「dog(犬)」「apple(りんご)」など。
表現は、挨拶や簡単な質問応答が求められます。「Do you like ~?」や「I am ~.」など。
受験対象者は、英検ジュニアのサイトによると、以下になります。
- 英会話スクールでの学習:半年〜1年
- 小学校での英語学習:1年半〜2年
- 文字の学習経験がない
料金プラン
ラーニング、テストのみ、フルパックプランの3パターンありますが、フルパックプランがおすすめです。
フルパックプランには、テスト1回分+ラーニング(ドリル&ゲーム、模擬テスト240問)が含まれています。
英検ジュニアのサイトで、1日無料体験ができます。
英検ジュニアのサイトには、ブロンズ、シルバー、ゴールド毎にサンプル問題があるので、それを受けてみて、どれくらい答えられるかで、何ヶ月パックを買うかを決めました。
ブロンズはほぼ満点だったので、フルパック1ヶ月を購入しました。
実際に受けてみた
長男6歳(年長)の英語レベル
うちの長男の英語の学習歴です。
4歳(年中)から週1回2時間の英会話スクールに通っています。
それ以外は、You Tubeなど幼児向け英語での童謡を聞き流し、保育園の送迎時(1日20分くらい)に英語の音楽をかけるというくらいです。
単語:動物、身の回りのもの、体の一部、食べ物、色、数字(1〜10、10以上は怪しい)など簡単なものは音で覚えていますが、スペルは理解していません。
文字:アルファベットの大文字はかけますが、小文字は書けません。
文法:やってません。
表現:This is ~,I am~,What’s this/that?, Do you like~?I like~は音で覚えて、意味はわかっているようですが、読めません。
聞き取り・会話:先生の質問や指示は7割くらい理解できますが、単語で返事をして、2語以上は話せません。
レベルとしては、これくらいです。
対策は「ラーニング」のみ
ラーニングの内容は、「ドリル&ゲーム」と「模擬テスト10問×24セット」になります。
「ドリル&ゲーム」がよくできていて、英単語を決められた数を聞かないと、ゲームができない仕組みになっています。
ゲーム内容が年長の長男にはちょうどよく、楽しかったようで、毎日、自分から取り組んでいました。
ゲームの内容が、「モグラたたき」、「カルタ」、「神経衰弱」のようなので、小学校低学年までくらいなら楽しめそうです。
「模擬テスト」は10問ずつ1セット、24セットになっています。
本番と同じ形式なので、テスト慣れするためには購入した方がいいです。
模擬テストは、答えの解説がないので、大人が横で見て間違えた所を一緒に確認してあげないと、
子供だけでの復習は難しいかもしれません。
両方とも、進捗度を確認できます。
テストに向けて、模擬テストを100%にしたら、テストを受けるということにしました。
本番のテストはどんな感じ?
うちは、タブレットで受けました。
ラーニングではヘッドフォンの指示はなかったのですが、テストの時の音声出力はヘッドフォンの着用を指示されるので、ヘッドフォンを使用します。
横で試験を見ていましたが、もちろん私には聞こえません。
オンライン版で受ける場合、タブレットやPCのどちらで受けるか予め決めておいて、ラーニング時は受ける端末で練習した方がいいです。子供にはタブレットの方が、操作しやすいと思います。
長男は、試験の途中、チラチラと私の方を見ていましたが、答えられないことがわかると、途中からは全くこちらは見ずに、集中して最後まで試験を受けていました。
横で見ていて、緊張しているのが、伝わってきました。
自宅でも、環境を整えれば、しっかり試験を受けている緊張感がありました。
テストの結果
テストの結果は試験後すぐに確認できます。結果は正答率100%でした。
合否はありませんが、正答率80%以上で次のレベルの受験を勧めています。
賞状と紙のレポートは、受験してから3週間程で届きます。
長男は「格好いい!」と言って、すごく喜んでいました!
最初にシルバーを受けても良かったかもしれませんが、初めての受験で、できずに自信をなくすよりも、少し自信が持てるようにブロンズから受けてみました。
子どもの感想と親目線の感想
長男は、「とても緊張したけど、楽しかった。次も受けたい!」と言っています。
初めて、「試験に向けて勉強をして試験を受ける」という、いい経験になりました。達成感も得られたようです。
また、最近、ダラダラと英会話教室に通っている状態に陥っていたので、英語を勉強するいい動機づけになりました。
今はシルバーに向けて、勉強を始めています
気をつけたいところ
注意したい点は受ける時期だと感じました。
英語の文章がわからなくても、知っている単語が出てくれば、その単語が描いてある絵を選ぶだけなので、簡単な英単語を理解できれば、解答できます。
年中(4歳)の次男がいるので、同じようにラーニングの模擬テストをさせてみたところ、回答はできますが、日本語の問題文を理解できないようです。あと、30分間も集中力が続きませんでした。
日本語で問題文が読まれるので、それも理解できる年齢で受験した方が、「勉強をして試験を受ける」という経験が、しっかりと身に付くと思いました。
年中の次男もブロンズには受かりそうですが、「試験を受けること」を理解できるようになってから受けた方が意味があると思い、試験を受けるタイミングを考えているところです。
まとめ
英検ジュニアは、自宅にいながら受験できるので、子供の、初めての試験デビューにとてもいいと思います。
「試験に向けて勉強する」、「自分の力で試験を受ける」、「試験の緊張感を味わう」、「達成感を味わう」ということを、自宅で経験できます。
英検5級は、会場で試験を受けなければなりませんし、合否判定もあります。また、不合格だと、英語学習を嫌いになってしまうかもしれません。英検ジュニアはリスニングのみで、達成度のみの結果表示なので、初めての試験にはお勧めです。
ここまで、読んでいただき、ありがとうございました!
少しでも参考になるようであれば、嬉しいです。