生活が楽になる!「トヨタの片づけ」に学ぶ時短術

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Nori

平日の帰宅後、家事・育児をする気力ってありますか?
私はほぼありませんでした!


疲弊して思考停止でも家事ができるようにならないかと思考錯誤した結果、

「モノを減らす」というこのすごくシンプルな方法が一番効果がありました。

我が家での「モノとの付き合い方」に対する考え方が、トヨタの片づけと共通点が多く、

モノとの付き合い方を考える際の軸になり、参考になると思ったので紹介したいと思います。

目次

うちでモノを減らすことに至った経緯


子供が生まれてから、日勤帯に仕事を全て終わらせる必要があり、残業できなくなりました。

仕事を時間内に終わらせるため、昼休みもまともに取れず、日中は、ほぼ休みなく動き回っています。

そうなると、帰宅する頃には、目も頭も疲労しきってクタクタです。


結果、

Nori

帰宅後は頭を使いたくない!!」

という考えに。

で、「効率重視(質は6〜7割でok)」という方針になりました。

とにかく、思考停止でも平日が回るようにシステム化することにしました。

初めて来た人でも30分あれば、どこに何があるかわかって食事を作れるレベルを目標にしました。

学校の家庭科室のような感じでしょうか。

これを目標に進めていくと、モノが減って、片づきはじめ、生活が楽になりました。

「モノ」をなくすとできたもの

1.時間

例えば「在庫管理」は名も無き家事の代表になりますが、「補充して並べる作業」って、結構、面倒くさいですよね。

管理する「モノ」の種類が減ると時間ができます。

他には掃除の時も、動かすモノが少ないと時短になります。

2.こころのゆとり

時間ができたことによって、イライラが減りました。

3.お金

「モノ」を減らすと在庫管理がしやすくなり、余分にもつ事が減り自然と節約できました。

「モノ」が多いと「ムダ」が多い

「モノ」が多いと、スペースのムダ、時間のムダ、探すムダ、取りに行くムダといったいろんな「ムダ」が多く、

これが積み重なって大きな「ムダ」になります。

この「ムダ」が、大きくなると体力や精神面でも負担になるようです。

高齢の親が片づけられず、汚部屋になって困るといった話をよく聞きます。

Nori

私の嫌いな言葉は「二・度・手・間」です!

「トヨタ」の「ムダ」の減らし方

トヨタには片づけの文化があり、5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)のことをいいます。

特に 「整理」「整頓」をしっかりするだけでも、ムダがなくなります。

ムダを無くすことは作業の段取りににつながるので、効率がよくなります。

整理とは?

整理」とは、「いる」「 いらない」を判断して、捨てることになります。

判断基準」を持つことが重要です。これは価値観によって変わってくると思いますが、
優先順位をつけると、自分の「判断基準」が見つけやすいです。

「いつか使うかもしれない」と捨てる判断が難しい場合は、期限を決めて使わなかったものを処分していきます。
期限はなるべく短くしていく方が、モノがたまりにくくなります。

必要以上に持たないようにするには、発注点(これ以上減ったら補充するライン)を決めておきます。余分なものを持たないと整理の負担を軽減できます。

整頓とは?

整頓」とは、必要なもの」を「必要なとき」に「必要なだけ」取り出せることになります。 単にきれいに並べる整列とは違います。

整頓をするには、いつ、どこで、どれくらい必要なのかを考えなくてはいけないので、整理して(捨てて)から始めないと、うまく片付けられません。これが結構、大変ですが、できてしまえば格段に生活のムダが減って楽になります。

整頓では、まず「モノの置き場」を決めます。
モノの置き場」は「人の行動」から決めていきます
人の動きには数々の「付随作業」が伴います。「付随作業」を減らし、「主作業」を増やすようにすると、効率がよくなります。

 例えば、使用頻度の高いモノは目〜腰の高さにして、しゃがむといった体に負担のかかるような付随行為を減らし、主作業の取り出すだけにするといった具合です。

他には「名称シールを貼る」、「区画線をひく」ということも整頓された状態を維持できるので勧められます。理想は、「知らない人でも30秒で探し出せる」ことです。

参考文献:(株)OJTソリューション「図解トヨタの片づけ」中経出版,2013年11月.


まとめ

「モノ」が多くなると、それに伴う「ムダ」が増えます。
この「ムダ」を減らしていくことで、時短になり、家事の効率もアップします。

自分にとって、モノを捨てる判断軸を作ることや、効率的な管理の仕方を考えるとき、「トヨタの片付け」が参考になります。

仕事でも役立つ考え方でした。興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

Nori

また、具体例をupしていきますね!

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この記事を書いた人

40代共働き外科医。
外科専門医、サブスペシャリティ専門医を取得済み。
長男5歳、次男4歳、ベビー1人を外科医の夫と育てています。
主に家事や育児で時短になったことや便利だと感じたことを発信しています!

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